ヤコブセンデザインのカトラリー

「SASロイヤルホテル」や「セントキャサリン大学」など、歴史に残る名建築を多く生み出しているアルネ・ヤコブセンですが、彼は建築だけではなく、家具や照明など、さまざまなジャンルで優れた作品を残しました。その中でもヤコブセンがデザインした「AJカトラリー」はシンプルでいて完成度が高く、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。カトラリーが素敵だとカッコいい北欧家具にピッタリです!!更に、ブランドベッドを激安で販売することもあって、かなりの人気です。

近未来的なデザイン

1957年にデザインされたAJカトラリーは、ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインした作品です。ミニマルなデザインが特徴的なこのカトラリーには、どこか近未来を感じさせる新しい雰囲気が感じられます。

この傾向は他の作品にも現れており、ヤコブセンは非常に進取の気性に富んだ人物だったことが伺えます。ヤコブセンは新しい技術や素材を好んで用いており、軽やかでモダンなソファなどの作品を数多くデザインしました。有名なSASロイヤルホテルのデザインも、そういったヤコブセンの趣向が表れている作品です。宙に浮かんだように見える近未来的な建築が施されたホテルを設計してしまう柔軟な志向が、AJカトラリーのような個性的なフォルムを生み出したといえるのではないでしょうか?ダイニングソファのデザインが好みです。

優れたソースレードル

AJカラトリーのなかでも特に優れていると言われているのが、ソース用のレードルです。これは、同シリーズのブイヨンスプーンの形と似ているのですが、よく見るとはっきりとした違いを見ることができます。

注目してほしいのは、さじの先端にあるへこみの部分で、レードルの先端をほんの少しへこませることで、ソースが自然に流れるようになっているのです。一見すると同じ道具をたった1つのへこみを作っただけの変化で全く別の用途を変えてしまうところに、ヤコブセンの優れたセンスを見ることができるのです。まさに、最小限の変化だけで最大限の効果を引き出しているこのソースレードルは、北欧家具の魂を形にしたともいうべき傑作なのです。

「住空間はトータルでコーディネートしてこそ、初めて快適で美しい暮らしができる」というのが北欧の考え方です。このような快適な暮らしが出来る家具という考え方がしっかりと根づいていたからこそ、ヤコブセンはカトラリーの日常でつかう小さな道具のデザインも手がけたのではないでしょうか。このような、シンプルであるけれど、造形的な美しさを備えている作品の背景には、北欧だけがもっているデザインの哲学を感じることができます。

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ダイビング 福岡

Last update:2017/7/21


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